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八つ墓村(やつはかむら)

 

 

 

「祟り(たたり)じゃー。」


横溝正史著の代表的な長編推理小説「八つ墓村」であります。
これを原作とした映画が3本、テレビドラマが6作品、漫画が5作品発表されたといいますから、まさに代表作といっていいでしょう。
この作品は、おなじみの探偵金田一耕助が大活躍する物語です。

 


頭に懐中電灯を2本くくりつけて手に猟銃を持ち、これで村を襲撃したのですからたまったものではありません。実際、題材になった戦前の「津山30人殺し」ではひとつの村がほぼ全滅したそうです。
夜の夜中にこんなのが殴り込んできたら、たいていの人は失神することでしょう。

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

さて、「ピン倒し」というゲームをご存知でしょうか。
3Cの台で行われるこのゲームは正式種目ではありませんので店によってそれぞれルールが違いますが、台上に4本のピンを立て、球を当てると共にこのピンを倒すゲームです。
このピンの位置にも流儀があって、常に同じ場所にピンを立てる「固定ピン」と、中央のピン以外は倒れた場所にそのまま立てる「移動ピン」の2種類があります。
そして「移動ピン」のときに「八つ墓の祟り」があなたを襲います。

 


 

上の写真が「八つ墓村」であります。
球の両側のピンを懐中電灯に見立てれば、冒頭の写真の男とじつによく似ている。
この球をどの方向に撞いても「先ピン」になりますので危なかしくて仕方ない。「先ピン」というのは第一的球に当てる前にピンを倒すことですが、これは手球がズレるので非常に危険なのです。なるべく避けたい。
やむを得ずもうひとつの黄球を撞くことになりますが、運がわるい時はこちらも「先ピン」だったりする。
まさしく「八つ墓の祟り」であります。

 

さて、この祟りを防ぐ方法ですが、球歴30年を超える海千山千のおっさんが集まって日々研究しているものの、今のところ決定版はありません。
わたしは「身体中に経文を書く」のを推奨しておりますが、この意見は少数派のようです。

 

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