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上杉謙信

 

(注意)

冒頭でも申し上げましたとおり、当「用語集」コーナーはビリヤードの技術向上に関して何の役にもたちませんが、その中でも当稿「上杉謙信」は特に役にたちません。
「ビリヤードを上手になりたい」などとほんの少しでも思っておられる方は、決してここから先には進まないでください。

 




「戦国最強の武将」といわれるのが上杉謙信であります。

 

闘神「毘沙門天」(びしゃもんてん)にわが身を捧げ、生涯を通じて女性を近付けなかったそうです。
権謀術数が渦巻く戦国乱世にあって、謙信ほど清廉潔白の武将はいません。

「勝負は戦場でのみ決すべし」

「毘沙門天の化身」を自認する謙信は謀略や外交には目もくれず、ひたすら戦場での乾坤一擲の決戦を身上としたのであります。
宿敵武田信玄と第5次にわたって川中島で戦ったにもかかわらず、北条・今川両氏が武田領への塩留め(しおどめ)を行なうと、「我と公と争うところは弓矢にありて米塩に非ず」と越後の塩を送ったといわれる。
また、信玄の死後その子勝頼が長篠の戦いで敗れたとき「いまこそ甲斐に出陣すべし」と部下が勧めても、「人の落ち目につけこむのは卑怯である。」と相手にしなかったそうです。

 

その志(こころざし)の高さと潔さ。その美しさ。
「勝負師」の観点からしますと、謙信こそはまさに手本とすべき人物でありましょう。

 

春になると越後から山を越えてやってきて川中島あたりで暴れまわり、冬が近付くとさっさと引き上げて行く。
まるで趣味のように戦争を仕掛けてくるわけですが、さあ戦いが始まってみるとこれが鬼のように強い。
さすがの信玄もほとほと手を焼いたことでしょう。

 

上の写真は「毘沙門天立像」です。
戦いに臨まれるときは、ぜひお守りとして持参されることをお薦めいたします。
「気分はすっかり上杉謙信」であります。

 

 

存分に敵に塩をおくって下さいませ♪

 

 


宿敵武田信玄の軍旗もご紹介しておきます。

疾き(はやき)こと風のごとく
静かなること林のごとく
侵略すること火のごとく
動かざること山のごとし

孫子の兵法から得たもので「風林火山」と呼ばれております。
これもビリヤードの試合に持参してくださいませ。

 

相手がマスワリを連発している時、当然あなたは座ったままです。
そしてその時、相手にジロリと一瞥をくれて低音を響かせるのです。

「動かざること山のごとし

山のようにどっしり座っている間に、試合は終わっています♪

 

 

 

えっ? なんですって?
「いつまでも昔話してないで、はやくビリヤードの話をしろ!」ですって?

 

んも〜・・・うるせえな・・・

・・・・・・・・・・

 

あっ、そうそう♪

 

 


 

上の写真は「川中島の戦い」です。

 

 

 

えっ? もういい?

・・・・・・あっそ。

 

わかりましたよ。わかりました。
それでは上杉謙信とビリヤードについてご説明申し上げます。

 

先球を薄くとばした時、あなたはどのような叫び声をあげられますか?

「ちっ、薄過ぎた。」

まあ、こんなところでしょう。
平凡です。
こんなことではスターへの道はほど遠い。

 

勇気をふりしぼって、そう、勇気をふりしぼって、ここであなたは一発ぶちかまさねばなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

薄すぎ謙信!

 

・・・・・・・・

 

い、いいんです。なにも言わないでください。

・・・・・・・・

あっ。なんですか、その目は。
これ、わたしが言い出したんじゃありませんから。

 

↓↓↓元祖はこの人です↓↓↓

 

 

 

「山手」マスター徳江衛氏

 

20数年前にプロを引退した徳さんは今や悠々自適のおじいちゃんですが、球を撞くときはとっても楽しそうに「おやじギャグ」を連発されます。
どんな作品にも出来不出来がありますが、徳さんにとってこの「薄すぎ謙信」はあまりいい作品ではなかったらしく、その証拠に「薄すぎ謙信。」と叫んだ後、たいてい頬を赤らめておられます。

 

 

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