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小野小町(おののこまち)


世界史上の美女としてクレオ・パトラや楊貴妃と並び称されるのが平安時代の女流歌人小野小町であります。

 

花の色は
 うつりにけりな
  いたづらに
わが身世にふる
 ながめせし間に

 

絶世の美女小野小町は数々の「小町伝説」を生み出しました。
その中のひとつに「穴なし伝説」があります。
そうです。
小野小町には「穴」がなかったというのです。

 

穴? なんの穴?
いや・・・だから・・・あそこの穴・・・
あそこってどこ? 尻の穴?
おしい! もうちょっと前方にある・・・ヘンテコな穴・・・

 

小町は深草少将に告白されて言い放った。
「あなたが百夜わたしのもとに通ってきたら想いを遂げさせてあげましょう。」
深草少将は通い続けたが、九十九日目の雪の夜ついに絶命したという。
なんということでしょう。
わたしは時代の流れのおそろしさを思うのです。
これが現代であったら、99回も通った深草少将はストーカー容疑が濃厚であるし、また小町がキャバ嬢に転職すれば売り上げ日本一はまちがいない。
第一、100回も通わせておいて「穴」がなかったらこれは立派な詐欺であります。

 

・・・
すっかりアツくなってしまいましたね。
このあたりで小野小町とビリヤードの関係について述べることにしましょう。

 

 

 

上の図が「小野小町」であります。
相手がブレイクスクラッチでフリーボール。しかもけっこう散っている。
誰もがウラマスを夢見ることでありましょう。
あなたは手球を受け取るとまず1番に目をやる。そしてビリヤードでもっとも楽しい「戦略タイム」に突入する。だが・・・

あれ?

あれ?

 

 

 

 

 

 

 

 


1番を入れる穴がどこにもない。
深草少将の嘆きがあなたに襲いかかる瞬間であります。
だがビリヤードは紳士のスポーツ。うろたえてはいけない。

 

あなたは力なく呟くことでありましょう。

 

「小野小町か・・・・。」

 

 

 

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