8/12(日)。
山水本店(高田馬場)で開催された「フジヤマ」トーナメントにBOSSが乗り込んだ。
「フジヤマ」のルールはこちら
「フジヤマ」は新しいゲームで「エイトボール」と「ワンポケット」と「ピン倒し」をミックスしたようなゲームである。
これはおもしろい♪
BOSSは燃えた。
が、
ルールもろくに知らない上に暑いので、かれはキューも持たずに行った。
「ルール説明」もあるそうだし、ま、どうにかなるだろう。
どうせ出場者は女子供ばかりだろうし・・・
出場メンバーを見て、BOSSは「うっ。」とうなった。
●池田真希
●銘苅朝樹
●栗原信祐
●松野剛明
●土方隼斗
●内垣建一
●井上浩平
●石井幹久
●塙圭介
●西嶋大策
●R・エスキリオ
●A・リニング
(以上プロです)
・・・・・・・
なんじゃい!
このメンバーは!
なかなか濃い口じゃねぇか♪
上の写真はBOSSの応援団長である。
喜んだBOSSはレベルが上がった。
BOSSの攻撃力は5になった。
それにしても・・・
「赤狩山よ。大きゅうなったのぉ〜♪」
いずれ詳しくご紹介したいと思うが、「フジヤマ」というゲームは「入れ」だけではどうにもならない。勝敗を分けるのは「駆け引き」と「悪だくみ」なのだ。
良くいえば「戦略的おもしろさ」がある。
悪くいえば「性格の悪いヤツが勝つ」
そういうゲームだ。深い。
BOSSは会場内を見回した。
「性格の悪いヤツ」が今日の最大の敵になるだろう。
どこにいる?
「性格の悪いヤツ」。
・・・・・
いたっ!!
エスキリオ。
ヘドの出そうな球を撞かせれば世界中で3本の指に入るだろう。
「ヘドの出そうな球」で知られるBOSSでさえも、かれの球を見るたびにヘドを吐きそうになるくらい「ヘドの出そうな球」なのだ。
毒をまき散らして「ジャパンオープン」で勝ってみたりなかなかやってくれる。
「毒の濃度はパグラヤン以上」といわれるおそろしい男なのだ。
BOSSは予想した。
「他のゲームだったらともかくとして、フジヤマを制するのはエスキリオだろう。」
試合が始まった。
5人のリーグ戦から抜け出した者が決勝トーナメントに駒を進める。
そしてBOSSのリーグにはこの男がいた。
アントニオ・リニング
こいつは強い。
BOSSは言った。
「リニングよ。キミはけっこう強い。だが残念ながら毒が足らん。髪も足らん。フジヤマを制するのは毒の濃度である。30年かけて培養したわたしの猛毒を頭からどっぷりかけてあげよう。」
リニングは「3クッションバンク」や「縦バタバンク」を入れまくった。
『BOSS少年の回想』
あのね、おかあさん。
りにんぐおじさん、あたまおかしいよ。
へんなタマ、ぽいからぽいから入れてたよ。
ぼくもう、あのおじさんとあそぶの、やだ。
だっておじさん、ひとりであそんでるんだもの。
ぼく、とってもヒマだったよ。
試合はいよいよ終焉をむかえた。
決勝でエスキリオを破る男がいた。
ということは・・・
エスキリオよりも「性格の悪い男」ということになる。
それは、
この男だった。
西嶋大策
BOSSはかれのことを
「好青年」
だと思っていた。
だが、それは「勘違い」だったようだ。
大ちゃんは「好青年」の仮面の下に隠された「暗黒の帝王」の猛毒をぶちまけた。
ブハァ〜
その毒は、対戦相手のエスキリオだけでなく、会場中をヘドの海に沈めたのである。
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