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（後列）杉原、石田、新井、飯間
（前列）蔵之前、BOSS、福本
２００９／７／１１、１２。「全日本１４−１オープン」（CUE・渋谷）が開催された。
その前日、必勝を期す「大阪１４−１研究会」から６名の精鋭が上京した。総帥蔵之前忠勝を先頭に福本宇太郎、新井貴士、杉原匤（ただす）、石田達廣、飯間智也の面々である。
７／１１が予選、７／１２が１６名での決勝トーナメント。２日制の試合である。
試合前日、調整を兼ねて５０点のミニトーナメントが始まった。
優勝は智也。
杉原と智也が決勝を戦っている間、残りの４人は「ああでもない。こうでもない。」と言いながら１球交代で１４−１を撞いている。
この連中はつよいはずだ。
予選が始まった。
「１４−１研究会」は奮闘した。
その結果、宇太郎と石田の２名が予選を抜けた。
余談になるが上の選手。
つい先日プロ入りを果たした宮之前博文（JPBA）である。
BOSSは、彼がまだヘタッピな学生バイト君時代から知っているが、もはや手も足も出なくなってしまった。
なかなかカワイイ男なので応援よろしく♪
さてここまで淡々と書いてきたが、策士BOSSがなんの陰謀もなく彼らを迎えたと思うかい？
あまいっ！！
「おお。遠くからごくろうさん♪」とか「明日はがんばれよ♪」とかニコニコ顔で応じたBOSSだったが、例によって彼は罠を準備していた。
予選で終わった選手は翌日は応援団なので、寝不足でも二日酔いでもいい。
「キミたちにおもしろいゲームを教えてあげるよ♪」
予選通過のふたりを寝かせておいて、残りは「山手」に向かった。
ピン倒しである。
２匹の子うさぎちゃんが罠にかかった。
この２匹を、BOSSは１匹を丸焼きに、もう１匹を刺身にして食べたのである。
「ごちそうさま♪」
宇太郎が優勝した。
ヤツはインタビューを受けた。
「おい。インタビューでは『BOSSに教えてもらったことが役にたちました』って言えよ。」
「わかりました。」
だが、ヤツは言わなかった。けっ！
彼らは大阪に帰った。
「また今度ピン倒しをやろうね♪」
宇太郎の優勝に沸く研究会メンバーは、BOSSの一言に戦慄し顔色を失ったのである。
（おまけ）
蔵之前忠勝１４−１ラックを手でたてる
（参考文献）
じゃこ日記
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