上から読んでも山本山、下から読んでも山本山
ご存じですか?
日本橋の老舗、海苔とお茶の「山本山」のテレビコマーシャルです。
上から読んでも下から読んでも同じ文を「回文」(かいぶん)というそうです。
「しんぶんし」や「竹やぶ焼けた」などは有名ですが、「となりの客はよく柿食う客だ」はジャンル違いですので念のため。
この回文には「ひらがな編」「漢字編」「英語編」の他にもいろいろあるようですが、少しだけご紹介しましょう。
(俳句)
阪神は だめだよだめだ 阪神は
(はんしんはだめだよだめだはんしんは)
このニキビ この娘どこの娘ビキニの娘
(このにきびこのこどこのこびきにのこ)
少し文学的なのになりますと
いま花見 さくら開くさ 皆は舞い
(いまはなみさくらひらくさみなはまい)
(英語)
初心者コースはAKASAKA(赤坂)あたりでしょうが、これもいろいろあります。
アダムが最初に出会った女性に声を掛けます。
MADAM,I’M ADAM
女性は自分の名前を名乗ります。
EVE
1000文字を超える回文もあるそうですが、そこまでいきますと執念と粘りでしょう。
さて上図が「山本山」であります。
9ボールの場合は8番から、8ボールの場合は9番から入れるのが順序ですが、どちらにしたところで「右から撞いても山本山、左から撞いても山本山」です。
これも「山本山」ですが、この場合は
山本山スペシャル
と呼ぶべきでしょう。
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