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ヒガシマル

 


関東にくらべて関西の料理は全体的に薄口です。
うどんの汁の色などを比べれば一目瞭然であります。

なんとなく醤油の話をしてみたくなりました。
醤油には5種類あるそうです。なお当HPは「醤油のHP」ではありませんのでご注意ください。

 

こいくち醤油
最も全国的に普及している醤油です。どんな料理にもよく合います。特にクセの強い魚や肉料理には最適です。

うすくち醤油
関西で生まれた色の淡い醤油です。こいくち醤油よりも塩分が少し高く、素材の色や風味を生かして仕上げる調理に使われています。特にすまし汁やおでん、うどんのつゆには最適です。

たまり醤油
主に中部地方(愛知・岐阜・三重)で製造されている醤油です。とろみと濃厚な旨味、独特な香りがあります。主に刺身や寿司のつけ醤油として使われています。

再仕込み醤油
山口県中心に山陰・九州地方で製造されている醤油です。味に甘味があり、色・香りも濃厚です。「甘露〔かんろ〕しょうゆ」とも言われ、主に刺身や寿司のつけ醤油として使われています。

白醤油
愛知県碧南〔へきなん〕地方の特産で、淡い「あめ色」をした醤油です。甘味が強いのが特徴で、主に茶碗蒸やうどんのつゆなどに使われています。


 

 

 

ある時、織田信長は京では第一級の料理人を紹介されます。

「わしの口に合う料理を出したらお前を召し抱えてやろう。ただし、口に合わなかったら首を刎ねるぞ。」

料理人は文字通り必死で天下第一の料理をつくりますが、信長は吸いものを一口すすっただけで怒り出します。

「この大たわけめ。こんなマズいものを出しおって。約束通りお前の首は刎ねてやる。」

 

なんとかもう一度チャンスをもらった料理人は、再び腕をふるいます。
それは最初の料理よりも濃い口でした。
信長は大いに喜びます。

「うむ。合格じゃ。われわれ武士は肉体労働者である。最初のような薄口料理で戦(いくさ)はできんのじゃ。」

 

 

おやおや、すっかり長くなってしまいました。
どうも歳を取るといけませんな。

え〜〜〜〜・・・・なんの話でしたか・・・・
あ、そうそう醤油でした。
上の写真は「ヒガシマル醤油」で、西日本では「うすくち醤油の代名詞」であります。

 

「うすく〜ち♪ ヒ〜ガシマル〜♪」

 

このテレビコマーシャルは、西日本では割りにポピュラーなものです。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

さてビリヤードであります。

 

薄い球を見て、「薄いなぁ〜。」などとボヤく方がおられます。
しかしながら、薄い球が薄いのはあたりまえなのですから、「薄いなぁ〜。」という感想は「写実的」とでも申しましょうか「原始的表現」と言わざるを得ない。
こんなのは、海を見て「あっ、海だ。」、山を見て「あっ、山だ。」と言っているのと同じで、 そこには「文学的センス」のカケラも見当たりません。

 

あなたは今日から「薄い球」に出会ったとき呟かねばなりません。

 

「ヒガシマルじゃのぉ。」

 

 

さて、薄い球に出くわしたとき、バンクに逃げる方を見かけます。
たしかに乱視がひどくなると薄い球なんぞは見えやしない。
カレーが痔の天敵であるように、薄い球は乱視の天敵なのであります。
気持ちはよくわかる。

それでもちゃんとバンクを狙う分にはいいのですが、7割方フロック狙いのバンクでは話にならん。
それはビリヤードの神に対する挑戦といえます。

 

断固としてあなたはカットしなければなりません。
90度以内は全部カット。
90度以上はカーブさせてカット。
そう、カットこそはビリヤードの基本なのです。

あなたは薄い球を狙いながら呪文を唱えます。

 

「ヒガシマルうすくちヒガシマル・・」

 

どんなに薄い球も、これできっと入るにちがいありません。
そしてこれこそが「21世紀の正しいビリヤード」なのであります。
ぜひお試しください。

 

 

 

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