対百合野プロ(JBC)戦でみせた「皇帝」スーケットのマスワリ。(クラウドナイン・調布)
ブレイクで2番イン。
台上を見渡すと4番がうっとうしい。入れるとすれば右上コーナーくらいのものか。
3番から4番が圧巻。
なんといっても邪魔な球が多いのでどのラインから出すのか注目されたが「皇帝」は箱に廻して6番8番をかわし4番の裏から見事にきめた。
ナイスショット!
場内はどよめきに包まれる。
だがわたしが感心するのは次の4番から5番へのポジショニングだ。
5番のフリが反対になると、8番9番の配置を考えても面倒なことになる。
このあたりを絶対にまちがえないのが「皇帝」の真骨頂といえるだろう。
それにしても彼のプレーをみているとビリヤードがじつに簡単な気がしてくる。
困ったものだ。
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