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蔵之前の14−1(解説) 

 

なんだかんだでもう2月ですね。早いなあ・・・
わたしは去年11月12月と今年1月に「大阪14−1研究会」に飛び入り参加しましたが、毎回のように新発見があって本当に楽しい。
彼らはプロですので入れが強いうえに戦略も優れており容易な相手ではありませんが、研究会が終わってからもわたしは誰かしら捕まえて撞くようにしています。
そしてその中で得た知識を少しづつでも書いていこうと思います。

 

あっ、そうそう。前回の解説でしたね。

 

 

(問題1)
1からグイーンと引いて2に出す。それでもいいんですけどね。
もっと楽な方法はありませんか?

(解説)
14−1のルール上「ブレイクボールを1個だけ残した状態で手球がラックの中にある場合は2ポイント内に移動できる」とあります。
この問題はそのルールを利用した戦略です。

1に対してストップショットをします。そうすることで手球は右側の2ポイント内に移動でき、そこから撞くことができます。
2ポイント内では手球はフリーですので、2に対するフリを間違えることはありません。

 

 

(問題2)
問題1の応用編です。

(解説)
手球と1と左上コーナーはほぼまっすぐですので、押すにしても引くにしても2に出すにはむずかしい局面です。

ここは1からちょっと引いて手球をラック内に残すのが一番簡単なようです。
あとは前問と同じ要領です。

 

 

(問題3)
さらに応用編です。

(解説)
ラック内にふたつの球がありますので、このままではどうにもなりません。

ここは1を入れて手球で2をラックの外に出し、しかも手球はラックの中に止めるのがいいと思います。
ブレイクはもちろん2になります。ブレイクを作りにいったわけですが、力加減は熟練を要します。

 

 

(問題4)
相手がブレイクを撞いてラックに空振り。しかもスクラッチの状態です。
さあどうする?


(解説)
セーフティーするしかありませんが、これはかなり特殊です。したがって解説も少し長くなります。
要はなるべく相手にラックを壊してほしいところです。現時点で相手は1ファールですのでこちらがファールするのは一向に構いません。


一応上図を示しておきます。手球は一旦2ポイントの外に出さなければいけませんので、そこから戻してくるのです。
「えっ? これってファールじゃないの?」ですって?
ええ、もちろんファールです。
が、

相手は上図のセーフティーでしょうが、このショットは強く撞くことができません。強く撞けばいずれかの球がクッションに入りますのでセーフは取れますが手球がどこに行くかわかりませんので危険です。
確実を期すのであれば手球がちょうど止まるくらいの力加減が求められますが、そうするとノークッションファールになります。
これで2ファールです。

なお上図は不十分です。

これでは簡単にセーフティーされてしまいます。このショットはある程度強く撞いても手球をラックのうしろ側に止めることができますのでセーフを取られてしまうのです。

 

拙い解説でしたがご理解いただけましたか?
あ、そうそう。

「この場面でわざと球触りするのはどうか?」と尋ねたところ
「もはやそれはビリヤードではありません。」とのことでした。

 

 

 
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