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早撞きのすすめ


『BOSS怒るの巻』

 

結論から先に申しますと、遅いビリヤードはダメです。
なぜかといいますと眠くなるからです。
戦っている相手選手もダルいでしょうが、もっと悲惨なのは観客であります。
ご存知のようにビリヤード店には布団を敷いてありませんので、眠くなってもどうにもならない。しかも夜9:00くらいの終了予定が、遅いのが何人かいるだけで夜12:00になったりする。
それはもはや「生き地獄」であります。

 

わたしは2ヶ月くらい以前に「14−1オープン」を観戦したのですが、なんとなんと最初から最後まで1球撞くのに1分づつ考えているのがいる。
しかもそんなのがプロだってんですから大笑いです。

ビリヤードを知らない人がこんなゲームをみても「カルト集団のがまん大会」としか思わないでしょうし、まして

「あら、カッコいいじゃん♪ わたしも始めてみようかしらん♪」

ということには絶対にならない。わたしが残念なのはそこです。

 

まあ一応、キューを持って球を撞いているので一見するとビリヤードのように見えますが、

 

 

 

類似品にご注意ください。

 




早く撞くコツのようなものを少しだけご紹介したいと思います。
上図は14−1です。
一応8番をブレイク球ということにしましょう。
尻から割る場合の基本ですが、この場合は8番が中央よりも上にありますのでブレイクは下側からになります。ということはキーボールは7番です。
これが逆に8番が中央より下にある場合はブレイクは上側からになりますので、自動的にキーボールは5番です。
つまり、6・7・5・8の順序です。

 

さてここからが本題です。
5番を撞くときに気になるのは、手球をどのあたりに止めればいいのか、ということです。
これは基本的なことですが、左上コーナーとフットスポットとサイドは一直線上にあるわけです(赤線)。
ですから5番を撞く前に、6番を横目でチラっと見る。6番は赤線よりも少し手前にある。ということは、5番を入れてストップさせるか少し引いておけば大体6番に対してまっすぐになるわけです。
こんなのを一々フリを確認していたら日が暮れますのでご注意ください。

 

 




上図です。
まあいろいろ戦略はあるのでしょうが、もし5番からカタマリを壊しにいくのであれば右をヒネる以外にありません。
別法として、5番から4番に出す。そして4番をサイドに入れる。そこから局面を作っていくのはありますので、4番のフリを確認するのはわかる。また5番から13番に出すのもありますので、13番のフリを確認するのもわかる。(このふたつを両天秤にかけるのがおそらく正解でしょう)
しかし少なくとも、5番からのフリを確認に歩いているようでは終わっています。上図でいえば、台の左側をウロウロした時点でアウトです。

 


 

こんなのはよくある事でして、例えば5−9で上図のようになったとき普通は8番の次に9番サイドでしょうが、ここで9番のフリを確認に行くようでは話になりません。
これは先刻申し上げたのと同じで、9番は赤線の線上にあるのですから手球はこの線よりも少し内側に出せばいいわけで、要はこんなのを一々確認に行くなということです。

 

 

14−1の80点ゲームを2時間半かかったノロマがいるそうです。
わたしは囲碁をやりますが、一局200手としてけっこうじっくり打っても大体1時間くらいです。

 

囲碁よりも遅い!

 


あなたが友人をビリヤードに誘ったとき「すまん。オレ時間がないからビリヤードは無理。囲碁に行くよ。」なんて言われたら、ビリヤード界はオシマイです。
早撞きの工夫をされることを希望します。

 




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