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マッセ 2005/1/29

「池田杯」(ニコス・西小山)
2回戦でみせたヒネちゃん(1/8タップ右)のスーパーショット!

 

手玉と6番はタッチ。
最悪の配置である。
6番をどこかに入れにいったら大抵の場合負けるだろう。
かと言ってセーフティーもむずかしい。
右側の短クッションからのクッションショット(セーフティー気味に)などもあるかもしれないが、残念ながらヒネちゃんはサウスポー。手が届かない。
絶体絶命である。

 

このあたりではヒネちゃんは泣き出す寸前であった。
そして彼はキューを立てた。
マッセである。
クソ粘りのセーフティーよりも、せいぜい派手なことをやって冥土のみやげにしようと考えたのだろう。

ところが、

入った!

 

「窮鼠猫を噛む」(きゅうそねこをかむ)
「火事場のバカ力」
などの形容がぴったりハマるショットであるが、これをすもうに例えればまさしく「うっちゃり」であろう。

 

だが私は思う。
もし9番が入っていなかったら、これはなんだ?
ただのセーフティー失敗、ほぼ負けである。
ほんのちょっとした差がスーパーショットを生み、また「お笑いセーフティー」になり下がる。
ここにビリヤードの怖さがある。

 

何はともあれ崖っぷちでみごとマッセをきめたヒネちゃんは「本日の主役」の名誉を勝ち取ったのである。

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