２００７／４／２１（土）。
JPA目黒・品川地区第１グループを７勝１敗で独走する「根性S」は「中延スポーツマンAチーム」との対戦を迎えた。

この「中延スポーツマンAチーム」はリーグ２位につけており、別名

『根性Sの追っかけ』

と呼ばれている。
これさえ谷底に蹴り落とせば、断然景色はよくなるのだ。

『この日のメンバー』
BOSS
ユウキ
ジョニー
おっさん
けいちゃん

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試合は始まった。
ユウキ、ジョニーの若手はさっぱりダメ。
目を覆いたくなるようなへなちょこプレーを連発したあげく、ふたり仲良くボロ負けをくらってしまった。

このふがいない若手をカバーしたのは、武蔵小山撞球隊が誇るBOSS、おっさん、けいちゃんの「白髪三人男（しらかみさんにんおとこ）」である。
おっさんは脳内にただよう焼酎の残り香に惑わされることなく、
けいちゃんは乱視とリウマチをモノともせず、敵の中軸部隊を撃破した。

そして締めくくりはやはりBOSSであった。
球歴３０年をかけてじっくり醸造された猛毒。

トリカブト風しびれ薬
「どぎゃんもならんばい１９７５年モデル」
（BOSS製薬）

これを食らった敵はなす術もなくヘドの海に沈んだのである。

「根性S」５７ー４３で勝利。
８勝１敗はJPA参加全チーム中ダントツで、ほとんど「神の領域」である。

それにしても若手のシツケの悪さはどうだ。
ガキの借金をおっさんが返済するなどという法がどこにある。

「まったくもって最近の若いモンは・・・ブツブツブツ・・・」

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『おもしろ写真館』

上の写真は「パルプンテ池田」こと「おっさん」である。
立ったまま寝ている。
右足で体重を支えて左足は軽く曲げているところをみると、おそらく利き足は右なのだろう。
なかなかいいシルエットである。
背中から後頭部にかけてのラインに「ムダに生きた５３年の重み」を感じるのはわたしだけだろうか。

ついでに載せてみたのが上の写真。
今度は座ったまま寝ている。
究極の「うんこ座り」といえよう。
ともすれば後ろにひっくり返りそうな体勢を、かろうじて両腕の重みで支えている。
名人芸といっていい。
ご先祖様は「手長ザル」なのかも知れない。

おっさんの真骨頂はこのバランス感覚にある。
立っても座っても寝れる。
うわさによると、横になっても寝れるそうだ。
この「全天候型睡眠術」をひっさげて、おっさんが関東ビリヤード界に一大旋風を巻き起こす日をわたしは楽しみにしている。