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根性S圧勝の巻
   2007/2/24(学大スポーツマン・目黒)
集合

2007年2/24(土)。
JPA地区予選2戦目。
武蔵小山撞球隊「根性S」は「Mr.スポーツマン学芸大店」を襲撃した。
迎え撃つのは学大スポーツマンが誇る精鋭5名である。

 

じつは「根性S」には大きな弱点がある。
強すぎるのだ。

 

JPA団体戦では選手全員を1〜9までのクラスに分けている。
強い選手になるほど数字が大きくなるのだが、出場する5名の合計が23点以内と決められているのだ。
結論として、C級を最低2名出さないことにはチームを組めない。
ところがこの日「根性S」の3名のC級のうち、けいちゃんは法事でお休み、ジョニーは骨折でリタイア。
立川ひとりになってしまったのである。
Oh!!No !!

 

 

 

緊急幹部会が開かれた。
そして彼らの脳裏には、あるひとりの男の姿が明瞭に描かれていたのである。

「おっさんだ。パルプンテ池田を助っ人に頼むしかない。」

武蔵小山撞球隊2チームのうち、弱い方のチーム「目黒エンペラー」。
その中でも史上最のホマレ高い「おっさん」ことパルプンテ池田の動向に注目が集まったのである。
ああ、53年の彼の人生のなかで、これほどまでに脚光を浴びた瞬間があっただろうか?

 

 

 

 

 

 

ない。

 

 

 

幹部一同はおみやげの「うなぎパイ」を片手におっさんを訪ねた。
だが、おっさんは言い放ったのである。

 

「ま、出てあげてもいいけどね。でも、オレも仕事がいそがしくてね。球転がしなんかやってる場合じゃねえんだよ。」

 

 

 

く、くそっ!

「城南の虎」と呼ばれるBOSSが永遠のマドンナ、いや、まちがった、永遠のC級に頭を下げてしかも断られる。
これは廃藩置県に匹敵する日本の秩序破壊である。

 

再び緊急参謀会議が召集された。
そして「目黒エンペラー」の女戦士志穂に命令が下された。

 

「そこらへんのおやじでもいいから引っ掛けて来い。」

 

 

 

そして登場したのが早稲田大学の学生「一色」だったのである。
一色は「早稲田の墓場」と呼ばれるビリヤードサークル「クレセント」の一員であるが、志穂の口車にまんまと乗ったのだ。

 

 

なるほど一色は弱かった。
だが、のこりの4名は奮闘。
「じゃこ」などはスポーツマンのA級を18ー2で退治するなど日頃の筋トレの成果を存分に発揮し、72対28の圧倒的勝利を勝ち取ったのである。


 

 
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