司馬遼太郎氏は著書「草原の記」のなかで、モンゴル帝国のオゴタイ・ハーンの生き方に触れられた。
「永遠なるものとはなにか、それは人間の記憶である。」
ハチミギG1トーナメント優勝により、またしても伝説に1ページを加えたBOSS。
数々の栄光に輝く彼がさらに望むものとは何であろうか。
オゴタイ・ハーンは毎日のように運びこまれる貢ぎ物や租税に対し、
「この世のものはすべて過ぎゆく。」と一蹴(いっしゅう)した。
彼にすれば、自分がどんな人間であったかを後世に記憶させたい、それだけだったと思われる。
「後世の記憶」
BOSSに願望があるとすれば、もはやそれ以外に何もあるまい。
「BOSS日記〜ハスラーへの道」が出版される日も近い。
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