２００５年１月９日（土）１４：００からCUE（渋谷）で開催された「S・I・B・Cトーナメント」にBOSS・うど・平岡の３名が挑戦した。
結果は、

忘れた。

この試合の数日前、武蔵小山撞球隊は耳寄りな情報をキャッチした。
「S・I・B・Cトーナメント」には毎回若い女性がどっさり参加するというのだ。
天が与えたこのビッグチャンスを見のがす手はあるまい。

緊急参謀会議が召集された。
いかにして若い女性を生け捕ってくるべきか。
特殊部隊が結成された。
武蔵小山撞球隊が誇る選りすぐりのイケメン部隊である。
（１）池田淳一（池田の面（つら）と書いてイケメン）
（２）うど
（３）平岡
彼らは冷や酒を飲み交わして健闘を誓いあったのである。
名付けて「対S・I・B・Cゲリラ部隊」！！

そもそも私は「おやじ」がきらいである。
見た目もむさ苦しいし、大抵のおやじは足がくさい。
女性のコロンの香りと「おやじ」の足、「雲泥（うんでい）の差」とはこのことである。
ビリヤードの将来は９９％若い女性客の確保にかかっているといってもいいだろう。
武蔵小山撞球隊はゲリラ部隊の動向を固唾（かたず）をのんで見守った。

だが・・・

少しだけ期待されていた「うど」は、妻のみあちゃんと一緒に会場に現れた。
失格。
池田淳一はビール５本とワイン２本を平らげて沈没。
ゲリラ部隊は早々に２名が戦線離脱したのである。

のこる平岡に期待が寄せられた。
彼は職業チーフデザイナー、耳たぶに穴をあけ女性の好みそうなアイテムに事欠かない。顔もまあマシなほうだろう。
しかも彼は女性との対戦に恵まれた。
だが・・・

なんということだ。
あろうことか彼は、女性相手に絶対やってはならぬセーフティーを仕掛けたのである。

・・・・・
・・・終わった・・・

その頃ニコスママは、足のにおいを消すスプレーを店中に散布していたのである。