ファッションセンスについてとやかく言うつもりはないが、「SEXY DYNAMITE!」とプリントされたTシャツを堂々と着れるのはプリンスと平川くらいのものだろう。
「わたしはセクシーです。」と宣言しながら歩いているようなもので見ているこちらが恥ずかしいくらいだが、意外にもこの度胸が女心をくすぐるらしく、彼は年上の女性にモテモテである。
特に60代70代の女性の間ではカリスマ的人気を誇っている。
まさに「シルバー殺し」。いや、「シルバー大魔王」と呼んでもいいだろう。
だが同性の目からみると、色白で細い彼の姿は幽霊を連想させる。
いや、幽霊そのものだ。
夏は幽霊にとって「カキイレ時」だ。秋風がふく頃、彼がどれだけパワーアップしているか、今から楽しみである。
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