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名 前 尾藤(びとう)
生年月日 1966/10/9
特 技 クラリネット
使用キュー ランブロス
玉 歴 3年
所 属 山手派

「ビリヤードの基本」には色々あるが、なんといっても一番の基本は
「手球を撞く」
ということであろう。
そのことを理解できないのか、色球を撞いて手球を入れる、という前人未到の離れ業をやってのけたのが尾藤である。
かれの球は唯我独尊、ひたすら自らの信ずる道を歩むのみ。
われわれ凡人は、崇高なるかれの生き様を称して「尾藤ワールド」と呼び、恐れている。
初めて会ったとき、かれはジュラルミンケースを片手にゴルゴ13のような格好であらわれた。
わたしはビビった。
1キロ先の球でも入れてしまうのではないか。
9番を沈めた途端にズドンとやられるのではないか、と。
だが、ジュラルミンケースの中身はライフルではなく、クラリネットのマウスピースとキティちゃんのぬいぐるみだった。
今日も今日とてかれは伝説を作り続けている。
9番を入れた後、なぜかグイーンと引いてスクラッチさせてみたり、隣の台の手球を撞いてみたり・・・
ああ、尾藤はどんどん遠い世界に行ってしまう。
だれか彼の脳にぽっかりと空いた空洞を埋めるものはいないか。




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