サイトトップサイトトップサイトトップ
corner
マップ
サイトトップ
サイトトップ
選手
用語集
用語集
掲示板
リンク
 
サイトへの
お問い合わせ

left_down_right
left_down
裏技紹介 


麻雀や花札にイカサマがあり野球に「隠し球」があるように、勝負に勝つためには手段を選んでいられない時があります。

 

当HPのどこかに、相手が撞く瞬間に「ぷっ♪」と屁をかます作戦を紹介したことがありますが、これなどはお手軽な割に効能がありますので私としては日常的に使っておりますが、品性を損なうリスクは避けられません。
齢が半分くらいのガキに「屁はやめてください。」と抗議されたらどちらがオトナなのかガキなのかわかりませんし、店の壁に「屁禁止!」などと貼り紙された日には事実上の「出入り禁止」であります。屁で出禁にされたらみっともないことこの上ありませんし、そもそも下痢の時には危険過ぎて使えない。
このように、裏技を使う場合はそれなりのリスクを伴うことは覚悟しなければなりません。
しかしながら「正々堂々と負ける」よりも「犯罪スレスレの手を使ってでも勝ちたい」とお考えの方はここから先に進んでください。

 

 

『その1 道具を壊す』

これは即効性があります。

年前に私は某プロを交えて4〜5人で5−9を撞いておりました。
まあ彼はプロですから元々よく入れるのですが、その日は特によく入れやがった。残りの連中は椅子にすわっているばかりです。

 

このガキャ、ボロボロ入れやがって!

 

人間というのは長時間同じ姿勢でいるとロクなことを考えません。
椅子に座り放しの私はイライラしてきました。
そのうちに某プロはトイレに行ったのですが、これが彼の運のツキだったのです。
その時、ふと私の目にとまったもの。

 

これです。「ニベア」♪
ご存知のように、これを塗るとお肌はスベスベになります。
私は某プロのタップにこれを塗ったのですが、タップも皮製品ですのでスベスベになりました。
ええ、そりゃもう頬ずりしたいくらいにね♪
完全犯罪をめざす私はニベアをグリグリ塗り込むと、その上にたっぷりチョークを塗ってカモフラージュしたのです。落とし穴の上に藁をかぶせる要領ですな。

 

これは効果絶大でした。
案の定、トイレから帰ってきた某プロはキューミスを連発したのです。
ここで私たちは「まんなかを撞くのがビリヤードの基本」ということを学ぶのですが、彼は右や左を撞くのが好きだったのでどうにもなりませんでした。

 

ここまで書いてきて明らかなように、裏技に必要なのは

 

勇気

 

であります。ニベアを見た瞬間に行動に移す勇気。「まずは第一歩を踏み出せ」ということです。

 


「キミ、タップを換えた方がいいよ♪」
私は1000円置いて帰ったのですが、考えてみたらこれは「犯罪スレスレ」ではなく「犯罪」です。訴えられたら「器物損壊」と「詐欺賭博」はまぬがれない。
これが事件にならなかったのはひとえに私の人徳ですが、公式戦でこの手を使ったらおそらく永久追放になりますのでご注意ください。

 

『追記』
現在わたしが考案しているのは、キュー尻の底の部分に異物を貼り付けてバランスを狂わせる方法です。なるべく比重の重いものがいいはずですので、鉛なんかどうかなと思っています。
問題は装着方法です。
なんといっても相手がトイレに行った隙に手早く装着しなければいけませんので、ここは重要です。
これが完成したら大々的に売り出してガッポリ儲ける予定でいます。
ナイスなアイデアがありましたらぜひご教授ください。採用された方にはラーメンをご馳走する所存です。

 

 

『その2 マインドコントロール』

私の友人にすっげーヘタクソなB級がいます。
それでも彼はあちこちの試合に出てたまには勝っていますので、意外にもそれなりの腕前なのかもしれません。
ところが私との対戦になるとさっぱりです。14−1は60対30、ナインボールは7−4か8−4でやるのですが、今までに100回以上対戦して一度も負けたことがない。14−1に至っては10点以上取られた記憶がほとんどありません。
勝率10割!! イチローもマッサオであります。

 

さて、この離れ業をやってのける秘訣ですが、えー、彼が当HPを見ている可能性がありますので詳細は書けません。
ヒントは「口パンチ」です。
はっきり言って彼は私の

 



あやつり人形

 

であります。
私は彼の精神状態を自由自在にコントロールすることができる。
それは、私は彼の弱みを握っているからです。
例えば、ライバルの不倫相手が百恵ちゃんだったとして、撞く瞬間に、
「嫁さんは百恵ちゃんのこと知ってるのかねえ。」
などと呟けば手元は狂うに決まっている。
つまり、友達のフリをして接近し、弱みをつかんで恫喝する。

「情報を制する者は世界を制する」

これはビリヤードの世界でも同じことで、情報収集は大事な作業です。

 

 

『その3 トラウマ』

これは長期戦略です。

皆さんの周辺に、今は弱いが将来強くなりそうな選手はいませんか?
いるとしたら今です。どうせ「あっ。」という間に追い越されるのですから急ぐ必要があります。
「いやー久しぶり。ちょっとやろうか。」
ニコニコ顔で誘っておいて、生きていくのがイヤになるくらいやっつけておくのです。
これが将来モノをいいます。

 

私の郷里広島に球屋の息子がいます。
初めて会った時はまだ中学生でしたが、当時の彼からすると私は「神」に見えたにちがいない。
それから10年後、彼はプロになり私との対戦を迎えたのです。

 

冷静に考えてみると私が勝てるはずがないのですが、そこはそれ『BOSS=神』なのですから、気の毒なくらいキューは出ません。
ここで私はトドメを刺しにいきました。

 

「ほー。上手になったな。」

 

じつはこれ、彼が初心者のころ私が口癖のように言ったセリフなのです。
つまり「ほー。上手になったな。」は、彼をトラウマの世界に引きずり込むパスワードだったのであります。

 

いよいよ引導を渡すときがきました。





このバンクを入れればゴールイン。ところが・・・


 

 

ベチャ

 

「な、なんじゃこれは!」

「ああ、そこのクッション死んでるんです。」

 

彼は彼なりの対策を準備していたのです。

・・・・・

弟子の成長はうれしいものです。

・・・・・

 

 

 
Copyright(C),Billiard Pocket. All right reserved.

inserted by FC2 system