2005年3月12日(土)18:00から月例トーナメントが開催された。
今回は出場者21名。
熱戦をくりひろげた結果、優勝ロニー・アルカノ(フィリピン)準優勝河田(ニコス)3位タイはヒネちゃん(ハチミギ)とBOSSで幕を閉じた。
今回はロニー・アルカノ、入江プロ(JBC)の2名を招待した。
ロニー・アルカノはエフレン・レイズの弟子で、プレーだけでなく身振りまで似ていることから「エフレンコピー」と呼ばれている。しかもただ似ているだけではなく、ビリヤードの腕前もE・レイズとノーハンディという世界的な強豪である。
試合前にチャレンジマッチが開催された。
岩崎、さくらちゃん、ヒネちゃん、岡村等が挑んだが、
という間に敗退。
場内は凍てついた。
このままではロニーの独壇場である。
武蔵小山撞球隊は危機感を強めた。
ここで某選手からクレームがついた。
「かれの玉はおかしい。あんなバカな玉があるはずがない。右手に何か隠し持っているのではないか?」
検査がおこなわれた。
「右手を開いてみなさい。」
もしかしたら指が6本あるのではないか、手のひらにハギが入っているのではないか、様々な憶測が流れた。
が、
普通の手だった。
武蔵小山撞球隊は追い詰められた。
そして最後の手段に打って出た。
恐怖の「バ○アグラ混入作戦」がそれである。
いかに世界の強豪といえども、バ○アグラを飲まされた日にはビリヤードどころではあるまい。武蔵小山撞球隊はひと粒の錠剤に一縷の望みを託した。
「疲れたでしょ? ビタミン剤でものんでがんばって下さい。」
「NO! ソレ ビタミン ジャ ナイ。」
かれは優勝を飾ると同時に、バ○アグラが世界的に有名であることを証明してみせたのである。
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