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LASTトーナメント2004/10/16 |
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フリーストローク(横浜) |
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1/8タップ右(ハチミギ)(調布)・biribiri(荻窪) |
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大和田(渋谷) |
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アカデミーZ(五反田) |
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CUEニコス(西小山) |
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武蔵小山撞球隊 |
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武蔵小山撞球隊には血の掟がある。
月例トーナメントで女性に敗れた選手には懺悔(ざんげ)が義務付けられているのだ。
上の写真は「懺悔の儀式」の記録である。
かつて日本は男尊女卑であった。
剣術道場の主人がよもや女性剣士に敗れるようなことがあれば、その道場は倒産確実であっただろうし、道場主のとるべき道は切腹以外になかったであろう。
日本男児は強くなくてはならないのである。
だが・・・
女は強い!
私自身、試合で女性と対戦して勝った覚えがほとんどない。
初めて告白するが、ビリヤードを始めてたった1ヶ月のくまごろうに、私は試合で負けたことがある。当時のくまごろうは「ボーラード8点」などとプレイヤー紹介に書いたが、これはシャレでもなんでもなく本当に8点だった。
玉歴30年で ボーラード8点の選手に負けた虚しさは、筆舌には尽し難い。
ここに玉の恐ろしさがある。
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優勝の横地選手 |
貫禄のさくらちゃん |
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今回は不発の河田 |
それにしてもギャラリーが多い |
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こりゃいい配置だな |
ジャコさん退屈してます |
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玉撞きのポーズはいろいろ |
さくらちゃん入れ過ぎ |
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スラムな人たち |
だんだん目に力がなくなってきた |
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元気なヤツはどこにでも一人いる |
けっこうマジメに観ている。感心感心 |
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おやすみ |
難民? |
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流行りのポーズか? |
ぐうたら亭主 |
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得意のクマピース! |
最後まで残った人たち。朝9時。 |
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2004年10月16日(土)21:00から月例トーナメントが開催された。
今回は出場者30名。
熱戦をくりひろげた結果、優勝横地(大和田)、準優勝ヒネ(ハチミギ)、3位さくらちゃん(biribiri)で幕を閉じた。
ビリヤード「ポケット」最後の月例トーナメントである。
名付けて「LASTトーナメント」!!
4台の店内に応援団を含め約40名がひしめきあったこの日、ポケットは日本一人口密度の高いビリヤード屋だったにちがいない。
しかも敗退した選手たちもなかなか帰ろうとせず、10人分の席しか準備していない店内は峻烈な椅子取り合戦に明け暮れたのである。
好試合が続出した今大会は途中外出する者も少なく、勝利の舞いを踊る者や詩吟をうなる者、意味もなく店内を彷徨する者たちが店中にあふれ、さながらニューヨーク市のスラム街ブロンクスを彷佛とさせた。
はるばる岡山から飛び入り参加のシミシゲ清水代表が、SA級にもかかわらず1コロ2コロで早々に敗退したあたりにもLASTトーナメントのレベルの高さがうかがえよう。
この日一番の真剣勝負はヒネVS富田戦であろう。
ハチミギとフリーストロークの名誉を賭けた一戦はヒネ(ハチミギ)の勝利に終わり、その結果フリーストロークはハチミギの「下請け」に成り下がったのである。
群雄割拠のビリヤードサークルにも 再編成の嵐が吹き寄せてくるのかも知れない。
だが再編の一翼を担うべき武蔵小山撞球隊からはBEST4にすら一人も進出できなかった。
山間部の住民は都会人と比べて体力的に優れていることの一証左である。
結局試合が終わったのは朝の9時。
最後まで残った選手12名。
アホである。
彼らの頭の中では、脳細胞と脳細胞がキャノンショットを繰り出していたにちがいない。
この日を境に武蔵小山撞球隊は本拠地を「CUEニコス」に移した。
新しい環境と仲間を加え、新スタートの未来は明るい。
武蔵小山撞球隊の合い言葉「前へ進め」の大号令である。
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ガッカリするBOSS |
今眺めている風景。御一緒にどうぞ。 |
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ビリヤード「ポケット」最後の月例トーナメントが終わった翌日、BOSSは100枚以上撮影した試合風景の画像を整理するためPCと向かい合っていた。
その時事件は起きた。
突然BOSSは、地球征服を狙う謎の宇宙人からの攻撃を受けたのである。
その攻撃はすさまじく地球の命運もついに尽きたかと思われたが、ホイミを駆使しながら繰り出した必殺のギガデインが彼らの乗った宇宙船に命中し、宇宙人は去った。
やった!
BOSSは地球を救ったのである。
戦いが終わって被害状況の確認を指示するBOSSのもとへ、恐るべき報告が届いた。
な、なんとっ!
試合の画像がすべて消滅しているというではないか。
し、しかもっ!
デジカメの中身がカラッポになっている。
・・・・・・・・・・
わたしは宇宙人を許さない。
・・・・・・・・・・
こうして武蔵小山撞球隊は本拠地と画像を失ったのである。
かつて井伏鱒二氏は「人生足別離」の漢詩を「さよならだけが人生だ」と訳された。
だがLASTトーナメントには約30名が集まってくれた。はるばる埼玉、横浜、調布、荻窪、渋谷、五反田、西小山から。
彼らは「ポケット」への訣別と同時に武蔵小山撞球隊の再スタートを見届けるために集まってくれたにちがいあるまい。
こうした仲間たちがいてくれる限り、武蔵小山撞球隊は不滅である。
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月例トーナメント2004/10/16 |
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BOSS予告優勝!!
〜月に向かって打て〜
記事は現在執筆中です。
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CL級戦 2004/10/10 |
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もうちょっとでマスワリだった。 |
伏兵楠木。 |
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最近安定感の増した市川。 |
1番台は注目の的。 |
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決勝のバンキング。 |
こちらは緊張感ナシ。 |
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泣き泣き帰るふたり。 |
惨敗。 |
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このコンビ、決められました。 |
菅ちゃんは優勝者とセットマッチ。 |
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2004年10月10日(日)12:00からCL級戦が開催された。
今回は出場者10名。
熱戦をくりひろげた結果、優勝角田(ポケット)、準優勝古川(アカデミーZ)、3位楠木(フリー)で幕を閉じた。
ビリヤード「ポケット」最後のCL級戦である。
参加者は歴史に名前を刻むべく普段以上の戦いぶりをみせた。
わずか数カ月前に発足したばかりの大会であるが、優勝した角田はもちろんのこと全体的にボーラード10点くらいはレベルアップしたように感じる。
これは大変なことだ。
3ヶ月で10点アップということは1年後には40点アップ、10年後には400点アップなのである。
取材のため会場に向かう途中でわたしは二人の女性と遭遇した。
見れば泣いている。
筋肉自慢の二人はこの試合のためにベンチプレスを買い込み、生卵を毎日10個づつ飲み続けたという。
だが「あっ!」という間に負けてしまった。
悔しかったことだろう。泣くがいい。
君たちの涙は美しく、そっと涙をぬぐうその腕はたくましい。
ビリヤードに必要なのは「筋肉」よりも「知恵」であることを、彼女たちは身をもって証明してみせたのである。
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